牛かた
ウデの部分を総称してカタと呼びます。もっと詳細に部位を分けるとマクラ、トウガラシ、サンカク、ミスジなどの部位に分けられます。
よく運動する部位なので、肉色も濃くやや硬い部分もありますがウマミ成分が豊富でタタキや生で食べることも多いです。
ミスジとかは幻のお肉とまで言われてます。
(一頭から取れる量が少ないため)
クッキング-こんな献立はいかが?
生片鮮牛肉(ションピェンシェンニュウロウ)
- 材料≪4人分≫
- ・牛かた肉(塊)300g
- ・ネギ(斜め薄切り)1/3本
- ・生姜(薄切り)2~3枚
- ・油(肉の4%)大さじ1
- ・大根200g、トマト小1個(100g)
- ・パセリ少量
- 調味料
- ・塩(肉の0.3%)小さじ1/5
- ・コショウ少量、酒小さじ1
- たれ
- ・しょうゆ大さじ2.5、酢大さじ1、砂糖大さじ2、すりごま大さじ2、豆瓣醤小さじ2/3、ネギ(みじん切り)大さじ2、生姜(みじん切り)小さじ2、にんにく(おろし)小さじ1/5
①_調味料で牛肉に下味を付け、ネギ、生姜を絡ませて野菜の香味を移し、30分そのまま置いておきます。
②_フライパンに油を熱し①を入れ、強火で肉の表面に焼き色を付けます。しばらく冷ましておき汁気を拭き取った肉だけをラップでしっかりと包み2~3時間ほど冷凍します。食べる3時間前に冷蔵室へ移し、半解凍します。
③_大根は長さ5㎝に切り、縦に薄く切ります。さらに縦に斜めに太めの千切りにし、さっと水洗いしたらよく水気を切っておきます。
④_トマトは湯むきにし1.5㎝角に切ります。
⑤_たれの材料を混ぜ合わせておきます。
⑥_半解凍の肉を繊維にさからって極薄く切ります。盛付け皿に大根を盛り、肉を取り分けやすいように時計回りに少し重ね、中央にも乗せて大根を覆います。周囲にトマトとパセリをあしらいます。別皿のたれをかけて食べるとサラダ感覚の肉料理が楽しめます。
牛かたの野菜包み揚げ
- 材料≪4人分≫
- ・牛肉かた薄切り8枚
- ・塩・こしょう各少量
- ・トマト1個
- ・グリーンアスパラガス(太めのもの)6本
- ・小麦粉、とき卵、パン粉各適量
- ・揚げ油適量
①_トマトは縦半分に切り、2cm厚さの半月切りにする。
②_グリーンアスパラガスは根元のかたい皮をむいてから、2つに切り、塩少々(分量外)を加えた湯でさっと下ゆでする。
③_肉はまな板に広げ、両面に塩・こしょうをふる。
④_肉に、グリーンアスパラガス3本をのせ、芯にして巻く。同様にトマト2切れをのせ巻く。
⑤_④に小麦粉を薄くまぶし、とき卵をくぐらせ、パン粉をつけて軽く押さえる。
⑥_揚げ油を中温(170℃)に熱し、⑤を入れてさっと揚げる。衣がきつね色になり肉に火が通ったら出来上がり。
⑦_好みの大きさに切って器に盛り、好みでレモンやとんかつソースなどをかけて食べる。